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KRP (Kyoto Research Park) 見学

KRP インタビュー 

2010625日(金)午前10時半~午前12時半

リヨン政治学院 Yveline Lecler先生  関西学院大学 山口隆之先生

◎当初,日本の草分けのリサーチ・パークは3つあった。

・神奈川=建物作れば産業はできるだろう。ハードありきで,一度失敗。ソフトが重要ということに気づいて成功。

・久留米=公+ブリジストンによる第3セクター。 うまくいっている。

・KRP=初期費用は100億円。その内,国からの資金は6000万円にすぎなかった。土地を大阪ガスから提供してもらったので,土地代の負担がなかった。

◎京都の特長

最高のものを作っているという自負。「下らないもの」という表現。

1989年KRP設立「京都の開業率」向上。しかし2006年くらいから少し落ちてきている。KRP内の4社によるエンジェル的活動も停滞。何らかの刺激が必要。

→KRP 町屋スタジオ プロジェクト

当初は京都試作ネット(任意団体)→京都試作センター(株)=企業のとりまとめを担う。

米国のTLOは 大学のTLO→日本のTLOは地域のTLO→大学の独立行政法人化→そこで地域TLOを大学TLOに。

「関西TLO」TLOとしては珍しい黒字。 他に黒字TLOは東北大学のものくらい。(Lecler先生)

京都=「環境ナノクラスター」 この本部が場所としてのKRPに入っている。

KRP=知的クラスター創成事業

いろいろなものが出てきている。 どのように産業化するかを現在、京都で議論。

KRPの成功要因

☆箱物商品に有効な「付加価値」

設立当時のKRPの目標:21世紀の情報化社会に通用する街」

(1)情=主観的=暗黙知→情のインフラとソフト 

共用空間における交流=KRPの特長

(2)報=客観的=どんなメディアでも伝達できる=形式知→報のインフラとソフト

☆「柔軟な経営」

公主導の場合,いきなり建物作る →ガラガラ

民間資本として,KRPはニーズに基づいて,建て増していった。

◎ベンチャーを輩出するシリコン・バレーのようにならなくても良い。

現在の論点:必ずしもベンチャーが必要なものではなく→シーズを育てることが重要(第二創業も重視)

◎民営化された郵政事業について改革の見直し(後戻り)の可能性

かつての郵貯:米国債購入にあてられていた→今度は,それを「産業育成」にあてようとする方向性。

この一月ほどのニュースであるが,郵政の方向性が定めるまでの間, 「産業育成」の方策としてキーテクノロジーに日本銀行が 民間銀行を経由して 直接投資できるようになった。   

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