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第七藝術劇場   Dainana Geizyutsu Gekizyo

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February 28, 2012  

ピエール・ロワ氏と第七藝術劇場へインタビューに行きました。

まず、第七藝術劇場が入っているサンポードシティを管理する会社の山川雅行社長に話しを聞きました。

山川さんの曾祖父は、戦前、帝国キネマという映画製作会社を経営されていました。東大阪市にある長瀬撮影所は、東洋のハリウッド」と呼ばれていた時期があったそうです。 残念ながら、この撮影所は操業わずか2年で、1930年に火災で焼失してしまったそうです。

帝国キネマが制作したヒット作品が「何が彼女をそうさせたか」(1929年)のフィルムも消失してしまいました。 しかし、山川さんのお父さんによる執念の捜索で、満州経由でロシアに渡ったフィルムが発見され、下の写真のような復刻版の上映が行われました。

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かつてミナミにあった劇場「三友倶楽部」。

前列の左端に写っているのが、山川さんの曾祖父の山川吉太郎。

現在の十三にあるサンポードシティの敷地には戦後、映画館が2館ありました。 1972年にサンポードシティのビルが建てられ、映画館が一つビル内に建てられました。 

それが第七藝術劇場の前身です。

紆余曲折を経て、2005年に第七藝術劇場が現在の体制で再開。2008年5月映画『靖国』が大成功を収める。

2010年 淀川文化創造館を開設。

2011年 淀川文化創造館内に、シアター7というさらに小さな映画館をオープン。

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Img_5611_3 有限会社 第七藝術劇場 代表取締役 松田昭男さん。

今、町おこしに力を入れておられます。

「第七藝術劇場」+「NPO法人淀川アーバネット文化創造館」+「NPO法人淀川文化創造館」

文化と交流をテーマにした新しい文化事業のビジネスモデル化に挑んでおられます。

「シネコンのシェアが80%となりました。これは社会問題です」

「映画館というのは人々の心をいやしてくれる場です。共感の場なのです

「文化としての映画を大切にしないといけません。経済産業省はシネコンを推進しています。シネコンが増えると、確実に、街の小さな映画館がつぶれていきます。地域に密着した文化と交流の担い手が減っていくのです。」

Img_5612 映写室

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おまけ:中部山岳地帯ビシー(Vichy)の街の映画館にて(1983年夏)

学部の卒論はフランス映画がテーマでした。 マルセル・カルネ監督の『天井桟敷の人々』について分析しました。 

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