決断力にみるリスクマネジメント

『決断力にみるリスクマネジメント』(ミネルヴァ書房)を刊行しました。

Asahi20170816


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『成功者は、だから努力をせずにセンスを磨く』

「不祥事・トラブルを未然に防ぐリスク管理力を磨く」(107ページから129ページ)を監修しました。

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『成功者は、だから努力をせずにセンスを磨く』
成功とは1%の努力と99%のセンスである!
これまでのビジネスの教科書では教えてくれなかった
成功者たちの“センス”の磨き方を公開

ソフトバンクの孫正義氏、楽天の三木谷浩史氏など、若くして成功を収めた経営者たちは、常人とは違う圧倒的な“センス”を持っています。数字を読む力、ビジネスチャンスを掴む嗅覚、リスクを回避する危機管理力、そして運…。そんなビジネスの成功をつかむために欠かせない“センス”を、彼らはどうやって身につけたのでしょうか? その答えを探すため、成功者たちの行動や習慣を、専門家の方々が徹底分析! そこから見えてきた圧倒的なセンスの磨き方とは? これまでのビジネス書では決して教えてくれなかった成功するための“センス”の磨き方を公開します。

(マルコ社のサイト  http://marcosha.co.jp/ より)

出版おめでとうございます。

新作読了

読み終えました。 フィンランドの場面が印象的でした。

Nouveau roman de Haruki Murakami.

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『指導者の条件』松下幸之助 Real Leader's requirements

(未完成)

『指導者の条件』松下幸之助 

Real Leader's requirements, Konosuke Matsushita.

初版 1975年 PHP研究所

1. あるがままにみとめる

2. いうべきいう

3. 怒りを持つ

4. 一視同仁

5. 命をかける

6. 祈る思い

7. 訴える

8. 落ち着き

9. 覚悟を決める

10.価値判断

11.過当競争を排す

12.諫言(かんげん)を聞く

13.寛厳自在

14.感謝する

15.カンを養う

16.気迫を持つ

17.きびしさ

18.決意を強める

19.権威の活用

20.原因は自分に

21.謙虚である

22.権限の委譲

23.見識

24.公平である

25.公明正大

26.志を持つ

27.心を遊ばせない

28.こわさを知る

29.最後まで諦めない

30.自主性を引き出す

31.私心を捨てる

32.指導理念

33.自分を知る

34.使命感を持つ

35.自問自答

36.衆知を集める

37.出処進退

38.小事を大切に

39.仁慈の心

40.信賞必罰

41.人事を尽くす

42.辛抱する

43.信用を培う

44.信頼する

45.好きになる

46.すべてを生かす

47.誠実である

48.責任感を持つ

49.世間に従う

50.説得力

51.世論を超える

52.先見性

53.先憂後楽

54.即決する

55.率先垂範

56.大義名分

57.大事と小事

58.大将は内にいる

59.大将は大将

60.大所高所に立つ

61.正しい信念

62.ダム経営

63.調和共栄

64.使われる

65.適材適所

66.敵に学ぶ

67.天下のもの

68.天地自然の理

69.天命を知る

70.徳性を養う

71.独立心

72.とらわれない

73.努力する

74.長い目で見る

75.なすべきをなす

76.人間観を持つ

77.人情の機微を知る

78.熱意を持つ

(続く。。。)

79.80.81.82.83.84.85.86.87.88.89.90.91.92.93.94.95.96.97.98.99.100.

101.102.

『サルコジ -マーケティングで政治を変えた大統領 -』 Sarkozy

国末憲人『サルコジ -マーケティングで政治を変えた大統領 -』 (新潮選書,2009年)

を読み終えました。

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明日6日、フランス大統領選挙の決選投票が行われます。 

左派のフランソワ・オランドと右派・現職のニコラ・サルコジとの一騎打ち。 世論調査ではオランド優位が伝えられています。 しかし、金曜日の世論調査では、当初開いていた差が縮まってきました。 サルコジ時代は終わりを告げるのか。 逆転はあるのか。 

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フランスの人気テレビ番組の風刺人形劇「Guignoles des info」でのオランド。

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フランスの人気テレビ番組の風刺人形劇「Guignoles des info」でのサルコジ。

今から3年前の2009年の時点で、朝日新聞のパリ支局長を務める筆者は、ブッシュ政権に言及して、次のように締めくくっていました。

「企業が上り調子にある時にリーダーシップと強権ぶりを誇示していたワンマン社長が、退潮傾向に陥った途端に全力を尽くして保身に走る姿に似ていた。

サルコジも、そのような道を歩む危険をはらんでいる」

サルコジについての本で興味深かったのは、

・サルコジが大統領に当選した時、当時のサルコジの妻であったセシリアの好みで大統領側近の人事の一部がなされていたという、びっくりするような事実。

・サルコジがヌイイの市長時代に、幼稚園児を人質にとって閉じこもった犯人と自ら交渉して、次々の人質を救っていった事実=リーダーシップ。

・恋愛大国おフランスの政治家・セレブの相関関係。

・サルコジが、大統領選挙第2回投票で戦った社会党のセゴレヌ・ロワイヤル女史が苦手で、尊敬している一面があるという事実。

『事例で学ぶリスクマネジメント入門』 Introduction to RM

2012年4月17日(火)

このほど新しい本を出版されたウエダカズオ先生といっしょに夕食を食べました。

☆『事例で学ぶリスクマネジメント入門 復元力を生み出すリスクマネジメント思考』

Introduction to Risk Management by Case Studies

(同文舘出版,2012年4月18日)

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作者のウエダ先生とエスティエンヌさんと。プチ・トノー九段下にて。

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『ヒトのチカラ』 Book on Volunteer Center at Shichigahama

2012年4月15日(日)

小田原きよし著『ヒトのチカラ』を読みました。 

宮城県七ヶ浜町の 「七ヶ浜町ボランティアセンター」で起こったさまざまなドラマをまとめたエッセーです。

このボランティアセンターには先週の金曜日に行ってきました。

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2012年4月15日(日)

○読書:『ヒトのチカラ』に続いて、『大学生がダマされる50の危険』を読もうとしています。

これは金曜日に行う講演会の準備です。

○ソフト:地元で練習後、T市M小 で練習試合2試合。6番→5番捕手。 5打数2安打。 タイムリー2ベースなど。  キャッチャー2試合は疲れました。 弱肩をなんとかしたいですが、 この歳ではなんともなりません。

『ケータイの社会学』  Sociology of Mobile Phone

2012年3月27日(火) 経済・政治研究所の顧問を交えての1年間の活動の報告会。

 

関西大学経済・政治研究所の顧問の先生を交えた1年間の活動の報告会。 顧問を務める外部の方の前で、各研究班代表によるプレゼンが行われました。 

 

「子どもの安全とリスク・コミュニケーション」研究班の主幹としてプレゼンをしました。

 

苦労して編集した2冊が本日刊行され、参加者に配布されました。

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『調査と資料 子どもの安全とリスク・コミュニケーション』=研究会・公開セミナーの記録

『研究双書 子どもの安全とリスク・コミュニケーション』=論文集

(上記刊行物についてのお問い合わせ:関西大学経済・政治研究所へ)

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同じ研究班の岡田朋之先生が新しく出された本をいただきました。

 

『ケータイ社会論』です。 ケータイの社会学の第一人者である岡田先生が編者です。

120327_181702サインして下さる岡田先生

 

 

「ケータイ」から見える現代社会

 

岡田先生が執筆された第1章からのポイント

 

・なぜ「携帯電話」ではなく「ケータイ」か? 

 

もはや携帯「電話」ではなく、「電話」以外の機能を使うことが中心になっている。

 

・「ガラパゴス」からの視点

 

スマートフォンの急速な発展により、従来の日本のケータイが見劣りするかのように言われるようになった。これがいわゆる日本のケータイの「ガラパゴス」化と呼ばれる現象である。

 

しかし、ガラパゴス諸島の生態系を詳しく調査したダーウィンが後に進化論を確立したように、日本のケータイを研究することで、輸入学問ではないオリジナルな議論を確立し、メディア研究の発展に大きく貢献することは大いに可能だと私たちは考えている。(第1章,p.10)

 

・ケータイへのアプローチの2つの軸

 

「社会的存在としてのケータイ」と「当事者の視点」

 

気鋭の研究者が各章を執筆されています。

 

11章「モバイル社会の多様性 韓国・フィンランド・ケニア」は興味深い内容です。

 

韓国、フィンランド、ケニアなどのいわゆる周辺的な国におけるケータイの状況を分析しています。 

 

ケニアは「アフリカ諸国の中で、携帯電話を中心とするメディアを語る上で、最もおもしろい国」とされています。

 

 「固定電話の普及率1%の国で、携帯は画期的なメディアであった。」

 

「ケニアでは世界初の携帯電話を介した個人向け金融サービスが2007年に始まった。」小口商いで成立しているこの国の商習慣として、「これまで銀行口座を持てないがゆえに郵便局の現金書留の使用や仲介者にお金を運んでもらうという行為が日常的にみられたが、送金に時間がかかり、非合理的で途中でお金がなくなるというリスクが高いという難点をもっていた。 こういった難点を一挙に解決したのが、携帯電話の特性を生かしたモバイルマネー・トランスファー・サービス(モバイルマネー・バンキング・サービス)であった。

 

「電気もガスも水道もない土地で、「伝統的な」衣装に身をまとったアフリカの人々が家畜を追いながら携帯電話を使用する姿。」

移動しながら生活する牧畜民による携帯電話の利用。

「携帯電話の生産にはタンタルというレアメタルが必要である。このタンタルの生産地とマウンテンゴリラの生息地が重なっているため、世界的に携帯電話の生産が増大することで、マウンテンゴリラが減少するという状況が起こっている。」

120327_193001阪急電車の中で見つけた広告。

おフランスなオレンジ果実入り炭酸飲料オランジーナOrangina、今頃日本へ。 20代のころ、フランスでこればっかり飲んでました。




さて、昨日のスポーツに関する記事の続きですが、

 

ガンバ大阪は監督とヘッドコーチを解任しました。

 

松波コーチが後任監督になります。 現役時代はガンバ一筋。 ユニフォームの襟を立ててプレー。 私が初めて観戦したJリーグの試合、ガンバ大阪対サンフィレッツェ広島戦で、後半登場して決勝ゴールを決めたのが松波選手でした。

 

危機的状況に陥って、監督が解任された後、コーチが監督に就任して、その後、立て直して勝ち続ける、ということはこれまで他のチームでよく見られたことなので、ガンバもチームを立て直して浮上してほしいものです。

 

玉岡かおる さん講演会

2010年12月15日(水) 13時~

関西大学高槻ミューズキャンパス西館ミューズホールにおいて

作家の玉岡かおるさんの講演会が開催されました。

http://www.kansai-u.ac.jp/Fc_ss/news/2010/12/post_42.html

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司会を務めさせていただきました。(玉岡さんの紹介Powerpointは講演30分前に、喫茶店で突貫工事で作りました。)

講演会会場には関西大学社会安全学部の第一期生の学生280名。 一般の方、約100名。

冒頭、玉岡さんの紹介。

突貫工事の苦労のかいあって、玉岡さんから、「こった紹介をありがとうございました」のお言葉。 玉岡さんの作品を「社会安全学」の視点から紹介したことについては、「こんな読み方があるんですね」とおっしゃっていただいた。

この講演会は、「読書への誘い」という企画。

玉岡さんは、織田作之助賞受賞作品である『お家さん』を題材に、読書の大切さを話して下さった。

この講演会に備えて『お家さん』を読んだので、この作品を中心に講演をして下さり、内容がとてもよくわかった。

明治から昭和にかけて、神戸を本拠に、三井、三菱と並ぶ商社に駆け上った鈴木商店。倫理的であるがゆえに、時代の荒波の中で破綻してしまった。 鈴木商店の子会社は、現在も残る。 帝人、神戸製鋼など。

『お家さん』は鈴木商店の頂点に君臨した女性 鈴木よねの生涯を描く。

玉岡さんは、鈴木商店の番頭である金子直吉を題材に話された。

・金子直吉は、土佐の出身。 質屋に丁稚奉公に。 質草の本を次々と読破。 特に、四書五経を読んだ。 このとき、倫理をしっかり学習した。 金子が後に展開する倫理観を大切にする経営がこのときの読書によって培われた。 玉岡さんはこのような読書を「魂の読書」と呼ぶ。 

・神戸に出て鈴木商店に入社した後の金子直吉は、鈴木商店隆盛の立役者となる。商社として、数多くの国々と取引をした。 金子は、サンフランシスコなど、海外の主要な港について、詳細な知識を持っていた。 海外経験の乏しい金子直吉は書物によって、諸外国の事情の知識を得ていた。 玉村さんはこのような読書を「知識の読書」という。

・現在、新書ブームとなっている。新書は、「安く」入手でき、「身近な」内容で、「最短」で欲しい情報を得ることがでる。 いわば「安近短」だ。

・『お家さん』のような文芸作品=魂の読書

『自分道』のようなエッセー=知識の読書

・今は、知識の読書は増えている。しかし、魂の読書が不十分であろう。

以上、玉岡さんのお話しの要点。

『ワイン・ウォーズ』 ネットでの評判 その2

http://buzz.goo.ne.jp/item/cid/9/pcid/109461763/tab_flag/4/#review

↑Amazonで書評を書いて下さった方がおられました。

ほんとうに訳者冥利につきる書評です。3年間もかかって訳したかいがありました。

書評は以下のとおりです。↓

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今年の最高傑作の一つ  2009/08/04

ベストセラー『ハチはなぜ大量死したのか』の著者の次の著作が、『アメリカン・テロワール』、「アメリカの地味」であり、訳者解説でテロワール/地味の重要性について説かれていたので『テロワール』で検索すると、この本がかかった。

2005年調査書最優秀作品賞という。

テロワール/地味の経済に対してグローバル経済、というわけだが、必ずしも後者が敵とは言えないようなところ、その複雑な関係についてカリフォルニアバレーのモンダヴィグループのフランスのラングドック・ルシヨン地方への進出失敗劇、ワイン・ウォーズ、モンダヴィ事件についての分析。

『ハチはなぜ大量死したのか』がジャーナリストの作で、また自然破壊の結果を問うていて割と敵と解決がわかりやすそうなのに対して、この事件は政治事件であり、著者は「ジャーナリスティックな現場における取材調査とは一線を画している点ははっきりさせておきたい」とあるとおり、通り一編な結論を描こうとせず、政治・経済・文化・歴史にわたって叙述し、読者に判定を委ねている。

逆にこの書を読んでから『ハチはなぜ大量死したのか』を読み直すと、学者と作家の立場の違いや、テロワール/地味のそれぞれの側面がはっきりするようにも思う。

テロワール/地味に関連して著者は近接性という概念を持ち出している。そして訳者はこの本が訳される経緯とこの本に登場した場所の観光案内もかねたルポ、登場人物のインタビューと写真を補完して、より近接性に読者が触れやすいようにしている。

テーマの重要性に鑑みて個人的には今年一番の本である。

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